外来種図鑑

沖縄県は、県内の生態系や、県民の生活・社会活動への影響が大きい
以下の外来種について、重点的に対策をとっています。

コウライキジ

Phasianus colchicus karpowi

分類:
鳥綱 キジ目 キジ科
和名:
コウライキジ
学名:
Phasianus colchicus karpowi
英名:
Korean pheasant
原産地:
中国南東部・朝鮮半島
指定項目:
指定外来種・重点対策種(沖縄県)

※ 本種は沖縄県希少野生動植物保護条例による指定外来種のため、県内において野外に放つことは禁止されています。また、飼養する際には、届出が必要です。


形態・生態

雄は全長80cm程度で、顔から首にかけて暗緑色で金属光沢があり、目のまわりには赤色の皮膚が裸出し、背や脇腹は黄色みのある褐色です。首に明瞭な白い輪があります。雌は全長60cm程度で、全体的に黄色みのある褐色の地に黒褐色の斑紋があります。低地の草地を好み、種子や果実を食べます。産卵期は5月~6月で、一腹卵数は6~10個です。


沖縄への侵入経路と分布

県内の分布:沖縄島、伊是名島、宮古島、石垣島

狩猟目的で放鳥された個体に由来すると考えられています。

沖縄島におけるコウライキジの分布状況


生態系と私たちの生活への影響
生態系への影響

ミフウズラなど地上で採餌する鳥類との生態的競合が懸念されています。

私たちの生活への影響

農作物への食害が確認されています。


沖縄県の対策

沖縄県は本種を重点対策種に指定し、分布情報等の収集を進めるとともに、効果的な捕獲手法について検討しています。


県民の皆様ができること

対策を実施するうえで、コウライキジの生息域の把握は重要となります。沖縄県はコウライキジの分布調査を行ってきていますが、県民の皆様から寄せられる情報は、これまでにも新たな生息地の発見のきっかけとなってきました。コウライキジを見かけたら、写真と共に、いつ?どこで?何羽?といったような情報を、本ホームページの外来種情報フォームにお寄せください。


ギャラリー
コウライキジ(♂)
コウライキジ(♀)

ダウンロード可能資料

「沖縄県に侵入したコウライキジの防除を始めます」

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参考・引用文献