名護市宇茂佐におけるグリーンアノールの目撃・捕獲について
2026年6月30日(火)午後2時頃、名護市宇茂佐において、市民により、特定外来生物であるグリーンアノール1個体が目撃されました。その後、同年7月6日(月)に県が設置したトラップにて捕獲を確認したのでお知らせします。
今回、目撃された個体と捕獲した個体が同一であるかは不明です。目撃・捕獲地域周辺では、他にもグリーンアノールが生息している可能性があります。
グリーンアノールは、那覇市・豊見城市・浦添市や中城湾港新港地区の一部に高密度に生息しており、その他の本島中南部の市町村でも確認されています。過去に本島北部での目撃情報が寄せられたことがありますが、当時は写真がなく、その後の調査でも生息を確認することができませんでした。そのため、本島北部で確実な生息が確認された事例は初となります。

グリーンアノールの形態・生態
全長は12~20 cm程度で、尾長が全長の2/3程度を占めています。頭部はとくにオスで相対的に大きくなります。体色は鮮やかな緑色のことが多いですが、褐色~黒褐色のときもあり、短時間で色を変化させることができます。目の周囲が青く、オスは赤い大きな”のど袋”(デュラップ)を膨らませることができます。四肢の指は広がって”吸盤”となっており、ヤモリのように葉の表面や壁に張り付くことができます。昼行性で、おもに日当たりのよい林縁部の樹上に生息します。 昆虫類やクモ類等の無脊椎動物を捕食します。小笠原では繁殖期は4~9月で、メスは12日程度の間隔で一卵づつ土の中などに産み続けます。卵は40日程度で孵化し、幼体は次の年には成熟します(戸田ほか 2009; 自然環境研究センター 2019)。


発見・捕獲した場合のご協力のお願い
グリーンアノールは特定外来生物のため、法律により移動や飼育は禁じられています。早期発見・早期防除へのご理解とご協力をお願いします。
グリーンアノールを発見した場合:
写真を撮影し、目撃情報投稿フォームへ情報をお寄せください。
グリーンアノールを捕獲した場合:
ビニール袋などに入れて逃げないようにした上で、目撃情報投稿フォームへ情報をお寄せください。
中南部から北部へ車で移動される方へのお願い
グリーンアノールは車両に張り付いて移動することがあります。中南部から北部へ行かれる際には、車体にグリーンアノールが紛れ込んでいないか、出発前に十分にご確認ください。

グリーンアノールについてもっと詳しく → 外来種図鑑